絵、文 おさだ りゅうた
第三章
雲の上の星を脱出した少年は戦闘機に撃たれてしまった船を直すため近くの星に不時着しました。
「トン,トン,トン」
少年はふねじぃーから受け継いだトンカチで修理しています。
「おーいぼーや、何してるんだい?」
遠くから声を掛けてくる人がいました!
と同時にいい匂いも漂ってきます。
そこにはラーメン一筋14600年。
「ぼーや何やってんだい?腹減ってないか?ラーメン食ってかねーか?笑」
「私のラーメンは宇宙一うまいラーメンだぞ!」
と幸せそうな笑みと自信満々のおねぇさん!
何時間も修理していたのでちょうどお腹が空いていました。
「んじゃ一杯ください!」と少年。
「よしきた!ちょっと待ってな!
ところぼーや何しに来たんだい?」
「自由になれる星を探しに旅をしてたんですが旅の途中で船が壊されしまい修理するためこの星に立ち寄りました。おねぇさんは自由になれる星見つかった?」
「壊されたんか…大変な目に遭ったな。
私は小さいときにラーメン食べて感動してそれからずーとラーメンのことばかり考えていつか宇宙一うまいラーメン作ってやるぞっていきてきたからな!自由に好きなことやって幸せだな!ワハハ
ほれできたぞぃ!」
おいしそうなラーメンが出来ました!
「いただきます!
美味しい!! おねぇさん宇宙一美味しいよ!」
少年はよほど美味しいかったのかペロリと食べ切ってしまいました。
「おねぇさん美味しかったありがとう!」
「おう!ぼーやも自由が見つかるといいね!」
少年の笑顔をみてラーメンおねぇさんはまた幸せになりました。
少年はこんな自由もあるだと思いました。
「ところでぼーや次はどの星か決まってるの?」
「うん!修理している最中ずっと気になっていたあの綺麗な星。」
「そっか…
あそこの星は『機械の星』っていう星なんだ…
少年は人間だろ?
おりる前にこのうつわに乗らなきゃダメだよ。あげるから!」
「絶対乗ってから着陸するんだよ!!」
「うん…わかった。ありがとう」
少年は船に戻り残りの修理を終わらせました。
そうしてあの綺麗な星別名『機械の星』へと向かいました。
第四章へ続く…
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